営業メールで「なぜ御社に連絡したか」を伝える書き方
社名を差し込むだけのメールから、相手に関係のある提案へ変えるにはどうすればよいですか?
営業メールの冒頭には、相手を選んだ理由が伝わる具体的な情報を置きます。確認した製品や事業と、自社が対応できることをつなぐと、単なる社名の差し込みより提案の関係が分かりやすくなります。時期に関わる理由を使う場合は、日付や予定・完了の状態も確認します。
対象読者個社向けの営業メールを作りたい営業担当者
公開情報から提案の接点は考えられますが、実際の需要や購買意向は対話で確認する必要があります。文例は説明用の仮例です。
この記事の内容
社名の差し込みから連絡理由へ
社名を入れ替えただけでは、その会社に送った理由は伝わりません。相手の製品や事業で何を確認し、自社のどの対応範囲と関係するのかを先に整理します。企業への称賛だけで冒頭を終えず、今回の案内につなげます。
名乗りや署名まで一社ごとに変える必要はありません。相手の情報を使う部分で、提案との関係が分かるかを点検します。
相手を選んだ理由と今連絡する理由
製品や対応市場は、相手を選んだ理由になります。出展や製品発表、拠点計画は、今連絡する理由として使う場合があります。時期に関わる情報には、出来事の日付と予定・完了の状態が必要です。
適切な時期の情報がなければ、最近の出来事を作りません。確認した製品情報から案内するだけでも、相手を選んだ理由は説明できます。公表された事実から、忙しさや予算不足、外注需要まで断定しないようにします。
事実・接点・案内の順で冒頭を組み立てる
以下は冒頭を書く前のワークシートです。確認した事実をそのまま記録してから、対応できる内容と今回の案内をつなぎます。
表は横にスクロールして確認できます。
| 欄 | 記入する内容 |
|---|---|
| 相手について確認した事実 | 製品、事業、対応市場と参照先 |
| 自社との接点 | 対応できる工程や用途 |
| 今回伝える内容 | 対応範囲の紹介、資料の案内など |
説明用の仮例として、次の文が考えられます。
貴社の製品紹介で、精密機器向けの部品を拝見しました。当社で対応できる加工範囲をご案内したく、ご連絡しました。
実際に製品情報を確認し、自社がその加工に対応できる場合の文例です。「部品の外注先を探されていると思い」のような未確認の需要を付け加えていません。
引用する情報の文脈を確認する
送信前に参照先を読み、対象の会社や拠点が合っているかを確認します。取引先紹介や沿革に載った語を、その会社の現在の事業として引用しないようにします。
確認日と出来事の日付は別に残します。調査してから時間が空いた情報は、メールを書く時点でもう一度確認してください。
企業の公開情報を調べ、参照先と下書きを人が確認する流れは、メルゴリのサービスページで説明しています。
根拠・参照資料
メルゴリの公開支援方針と営業準備の運用手順を基に、当社が検討用の判断項目を整理しました。個別案件の実績値や効果を示す記事ではありません。
